冒頭のMCで、1期生の宮脇咲良が「皆さんのおかげで2周年を迎えることができました」とご挨拶すると、劇場内からは大きな歓声と拍手が起こった。1期生の松岡菜摘は「HKT48を応援してくださる方が増えたのが本当にうれしい」、若田部遥は「2年前はゼロからのスタートで、ここまで来れたことに感謝したい」と、あっという間に過ぎた2年間を振り返った。
公演では様々な組み合わせのユニット曲や、3期生9名による「スカート、ひらり」、また劇場オープン時に行っていた公演曲から1期生16名による「手をつなぎながら」では、感極まって泣き出すメンバーも。アンコールではAKB48 34thシングル『鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの』Type H収録のHKT48オリジナル曲「ウインクは3回」を初披露。センターに抜擢された3期生の矢吹奈子は小さな声を振り絞り「緊張しました…」と感想を語った。
その後、全メンバーがステージに集合する中、スクリーンがダウン。メンバーにも知らされていなかったサプライズ発表は「HKT48初 九州7県ツアー開催」のVTR。客席からも大きな歓声が上がり、ステージ上のメンバーは驚きとうれしさのあまり、泣き崩れる姿も。支配人を兼務する指原莉乃は「九州7県まわって、みんなで九州を制覇しましょう!!」と意気込みを語り、劇場は大きな歓声に包まれた。
最後の挨拶でチームHキャプテンの穴井千尋は、「これからもこの仲間と一緒に、劇場と一緒に、ファンの皆さんと一緒に、いつかは全国にいけるよう頑張っていきたい。3年目のHKT48の応援、よろしくお願いします」とご挨拶し、2周年記念特別公演は幕を閉じた。
【メンバーコメント】
穴井千尋(チームHキャプテン)
2周年を迎えて、たくさんの仲間が増えたHKT48はまだまだ成長し続けています。3年目は更にメンバーとファンの皆さんとの絆を深めていきたいと思います。九州から、そしていつかは全国をめざし、メンバー一丸となって頑張っていきます。
兒玉遥(1期生)
初めての九州ツアー、本当にうれしく思います。まずは九州の皆さんにHKT48を知ってもらって、そして応援していただける存在になりたいです。今からとても楽しみにしています!! AKB48チームAで吸収していることも発揮できればと思います。