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同世代アンチも多い広瀬すず、好感度が上がっている? アンチを黙らせた理由とは

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広瀬すず

 17日、ラジオ番組『広瀬すずのオールナイトニッポンGOLD』(ニッポン放送)が放送される。番組では、広瀬すずが女優としての活動を振り返りつつ、今月31日から公開予定の映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』(大根仁監督)に合わせたコーナーも予定されており、早くもファンから期待の声が上がっているようだ。

 女優として脚光を浴びる一方で、ネット上には広瀬を“嫌い”とする声も多く見られる。いまだ“アンチ”が多いのは、過去に若手俳優やジャニーズJr.メンバーとの熱愛が報じられて、女性ファンから反感を買ったからだと言われている。

 報道された熱愛以外にも、“あざとい”とバッシングされることもしばしば。今年4月の『ZIP!』(日本テレビ系)で放送された映画『ラプラスの魔女』のインタビューが、嵐の櫻井翔ファンの怒りを買った。共演者・櫻井の印象を尋ねられた広瀬は「スウェット上下にサンダルみたいな感じで、右手か左手にはコンビニ袋に入った新聞、みたいなイメージ」と無邪気に回答。現役アイドルのイメージを顧みない発言が、“失礼すぎる”“共演してほしくない”と批判された。

 他には、「なんで自分の人生を女優さんの声を録ることにかけてるんだろう」「どうして生まれてから『大人になった時に照明さんになろう』と思ったんだろう」などと、制作スタッフを軽視する発言をし、批判された。このイメージからか、ネット上で広瀬が学生時代に“いじめの主犯格だった”という根拠のない噂も広がり、「性格悪いオーラが出てる」「性格キツそう」という印象を根強く持つ人もいるようだ。

 また、「広瀬すずはいつも幼い話し方の演技」「華のあるかわいい顔してるけど、演技はイマイチ」など、女優としての演技を低く評価する声もある。これらの印象が重なり、アンチを増やしていったと言われている。

 ところが、ここ最近は広瀬について“印象が良くなった”“好きになった”と、アンチが減ってきているという。その理由の一つに、最近の広瀬の発言があるようだ。6月に行われた記者発表会にて広瀬は、20歳になった抱負を問われ「人とうまく話せる人になる(ようにしたい)」と回答。「いままで常にどこに行っても自分が年下だったので、いま現場に年下の役者さんがいらっしゃっても、なかなか話せない」と意外な悩みを吐露した。

 これを受けてネット上では「他人に興味なさそうだよね」「男とはすぐに仲良くなるクセに」「そんだけかわいければ、自分から話しかける必要ないよね」などと、相変わらず広瀬を非難する声も見られたが、一方では「私も人と上手く話せるようになりたい」「美人だけど結構気さくなんですよ〜、って顔でべらべら話しかけてくるタイプより信用できる」などと、“人見知り”しやすい人を中心に共感する声も多々見られた。こういった、意外なネガティブさが共感を呼び、好感度を上げる人が多かったようだ。

 その他にも「『性格悪いらしいよ』って、確証のない話を広めまくる人の方が要注意」「顔がかわいい子に向かって『性格悪い!』って、典型的な文句すぎる」「ブログ更新されて読んだけど、どこが性格悪いのか全くわからない」との声も集まり始め、根拠のないバッシングをするアンチ側が批判されるようにもなってきた。

 中でも一番大きいのは、「ラジオドラマに出ていたけど、声だけの演技もうまかった」「演技を見たらすずちゃんを認めざるを得ないはず」「演技うまくなってるよ なんでもかんでもこじつけで叩かれるんじゃ、ファンじゃないけど広瀬すずが気の毒」などの声。演技の評価が上がってきており、好感度も上昇しているようだ。

 実際広瀬は、2016年の「第40回日本アカデミー賞」において、映画『ちはやふる -上の句-』で優秀主演女優賞、映画『怒り』で優秀助演女優賞をダブル受賞。さらには1年で最も活躍し将来が期待される俳優に贈られるエランドール賞新人賞も受賞している。映画『万引き家族』で「第71回カンヌ国際映画祭」のパルムドール賞を受賞した是枝裕和監督から、“女優としての大器を感じる”と称賛されたことを考えても、実力のある女優であることは間違いないだろう。

 若くして人気となった女優に“アンチ”が付くのはよくあることだが、時間を経て広瀬を見る目が変わった部分もあるのだろう。女優としての実力をつけて、アンチを黙らせてきた広瀬。17日のラジオ生放送では、誤解されるような失言に注意して、ファンを喜ばせてほしいものだ。

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