力がありながら、勝てない原因は気難しさ。「乗り役はその点を踏まえて、前半からアクセルを吹かして、馬にヤル気を起こさせないとダメ」と喚起する佐藤助手。「前走(7着)は悪いパターンで、フワッと乗りすぎたよ」
もちろん、仕上げに抜かりはない。「先週の時点ではまだ重かった」というが、坂路で800メートル49秒7と好タイムを叩き出している。55キロとハンデにも恵まれており、あとは自分との闘いだ。
【最終追いVTR】Wコースで3頭併せ。2頭を追走する形でスタートし、4角では最内に潜り込んだ。直線で鞍上が軽く仕掛けると瞬時に反応、ラスト1F12秒2でフィニッシュした。気合乗り、馬体の張りとも上々で好仕上がり。
(写真=リズミカルな動きで好調をアピールしたマイネルキッツ(左)=20日、美浦トレセン)