マークは、栄誉の瞬間に妻レア・ダーハムと子供達、エラ(7)、マイケル(4)、ブレンダン(1)、グレイス(0)と一緒に姿を見せて、この栄誉を受ける事は信じられず、また光栄に思うとも語った。
ロサンゼルスで29日に行われた式典でマークは、「スピーチの用意をしてないんだ」「何て言ったらいいんだろう…この賞を受けるって聞いた時、最初は悪ふざけかと思ったよ」。
またマークは「前回、スピーチの用意をしたのは、アカデミー授賞式の時だったんだ。少しだけ、もし受賞したときのためのスピーチを書いたんだけど、まあ、当然受賞は無理だったんだけどね」と付け加えた。
マークは、2007年のアカデミー賞に於いて、『ディパーティッド』で助演男優賞にノミネートされたが、その年の同カテゴリー受賞者は、『リトル・ミス・サンシャイン』のアラン・アーキンだった。
マークと『ジ・アザー・ガイズ』で共演したウィル・ファレルがセレモニーの司会を務めた。ウィルは、「彼は単に“仕事熱心”ってだけでなく、“素晴らしい家庭人”でもあるし、“スゴい奴”なんです」とコメントした。
マークは、自分のハリウッドに於ける成功について自らのカトリック信仰を再発見したと語った。「僕は教会の近くで育ったものの、近所の悪ガキと一緒になって遊ぶようになり、信仰心がすっかり遠のいたんだ」「でも何か問題が起きた時にやっぱり神様に頼ったよ。信仰心を考え直したら、すごく良いことが起こり始めたんだ」「悪いことが起こった時でさえも、乗り越えるのが前より全然ラクになったよ。信仰は僕の人生でとても重要なものさ」
マークはまた現在収監中のリンジー・ローハンについて言及した。
「彼女のために祈っているよ」「トラブルを抱えていたり、救いを必要としているどんな人たちに対しても、僕は祈るよ」「彼女や彼女の家族、そして刑務所にいる誰にでも、僕は祈りを捧げるし、彼らが方向転換して良い方向に向くことを期待するよ」と式典の後にコメントした。
マーク・ウォールバーグの最新作『ジ・アザー・ガイズ』は来月8月6日より全米公開。共演はウィル・ファレル、ドゥエイン・ジョンソン、サミュエル・L・ジャクソン、監督は、アダム・マッケイ(『俺たちニュースキャスター』)。