同曲は同グループ初のユーロビート調の曲。それを現代風にアレンジしている。曲の冒頭から「U.S.A、U.S.A」と連呼。70年、80年代の日本人がアメリカに抱いたイメージを前面に押し出し、歌詞は「FM聞いてた渚」「カモン、ベイビー、アメリカ」、「(アメリカ国内の)どっちかの夜は昼間」などかなりダサダサなのだ。
ところがこの楽曲に対し、モーニング娘。'18ら「ハロー!プロジェクト」のファンが猛烈に支持。「ハロプロ楽曲の世界観に通じる」「中毒性全開の楽曲」「7人のフォーメーションダンスが最高」など称賛の声が相次いだ。
そのため、同曲のMVが公開されたYouTubeのコメント欄やSNSには、「ハロプロ」「ハロオタ」「ハロプロ感」といった「ハロプロ」関連ワードで埋め尽くされ、YouTubeでの公開から3日間で50万を超える再生を記録し、22日14時時点では80万を超えている。
「曲はダサダサでも相変わらずISSAのボーカルは抜群。そして、実力派のダンサー6人のダンスはキレキレ。そのパフォーマンスと曲のダサさのアンバランスさが絶妙にマッチして話題になっているようだ」(レコード会社関係者)
97年にデビューし、「if...」などのヒット曲で知られる同グループ。しかし、現在、オリジナルメンバーで残るのはISSAのみ。
かつては美女たちと次々と浮名を流し、「平成の火野正平」と呼ばれたISSAもすっかり勢いを失ってしまった。
現在の7人体制となってからヒット曲に恵まれていないが、ようやくブレークなるか?