滝沢は引退後、裏方として主にジャニーズJr.の育成やプロデュース業などに専念するという。ジャニーズ事務所・ジャニー喜多川社長の“後継者”としての道を歩むことになる。
「ジャニー氏は長年、東京五輪の開会式・閉会式に何らかの形で関わることを夢見ていた。しかし、五輪まであと2年の現状で、その可能性は限りなくゼロに近いことから一気にパワーダウン。体調不良もあり、滝沢に今後を託すことを決めたようだ」(芸能プロ関係者)
一部スポーツ紙によると、滝沢の目配りや気配りの細やかさは、ジャニーズ事務所でも一目置かれているという。
例えば、タレントが100人以上集まるジャニー氏の誕生日会には、毎年インカムでJr.メンバーたちに指示を送りながら、会場の進行を仕切っていたという。
誰よりも早く会場入りし、駐車場での車の出入りも完璧にチェックする。大先輩の近藤真彦も「アイツは本当にすごい。周りが見えすぎているし、毎年キッチリ仕上げてくる」とうなるほどだったというのだ。
とはいえ、身内の誕生会と、入場料を取る商業演劇・舞台の仕切りは別物。ましてや今までと違い、ジャニー氏の“後継者”として看板を背負う裏方ともなれば、相当なプレッシャーを感じるはずだが、ジャニーズ内には滝沢にとっての心強い“援軍”がいたようだ。
「ニッキこと少年隊の錦織一清です。舞台『蒲田行進曲』に出演したことなどからつかこうへいの影響を受け、2009年頃から舞台演出を積極的に手がけ、ジャニー氏も一目置いているのだとか。滝沢はジャニー氏と錦織、それぞれの長所をミックスしてプロデュース業にまい進することになりそうです」(演劇関係者)
そのうち、ジャニー氏とは違った“滝沢色”を打ち出しそうだ。