今大会の出場者は以下。
Aブロック:バカリズム(11大会連続12回目)、ネプチューンの堀内健(3大会連続8回目)、チュートリアルの徳井義実(3大会ぶり5回目)、板尾創路(初出場)、狩野英孝(初出場)
Bブロック:博多華丸・大吉の博多大吉(9大会ぶり2回目)、オードリーの若林正恭(11大会ぶり3回目)、ロバートの秋山竜次(2大会ぶり4回目)、千原兄弟の千原ジュニア(3大会連続10回目)、トレンディエンジェルの斉藤司(初出場)
まず、注目すべきポイントは初出場組。今まで(全12回)総勢45人が出場。その中でも優勝したのはわずか7人。さらに、初出場で優勝したのはバカリズム、おぎやはぎの小木博明、ロバートの秋山竜次の3人だけ。特に初出場組は決勝戦に進出する事すら困難で、ブロック予選でことごとく敗退している。特に斉藤は本戦出場を決定する「IPPONスカウト」から勝ち上がっているが、「IPPONスカウト」から決勝進出、さらにチャンピオンに輝いた芸人はまだ一人もいない。斉藤がチャンピオンになれば、新たな歴史の1ページを刻むことになるだろう。
そして、やはり気になるのがチャンピオン。Aブロックでは、やはり3度優勝に輝いている“絶対王者”のバカリズムが大本命。対抗は独特な世界観を持ち、優勝経験者である堀内。狩野は日頃から自身のツイッターで大喜利に励んでおり、その真価が問われる。NHK「着信御礼! ケータイ大喜利」で審査員を務めている板尾に関しては爆発力は未知数だが、個性的なセンスなため、好き嫌いがはっきりするだろう。
Bブロックは大混戦の予感。ただやはり、2度優勝している破壊力抜群の秋山が一歩リード。次点では、優勝経験者で最も安定感を持つジュニア、決勝進出経験者の若林が有力。大吉は実力派としてしられているが、タイプ的に安定派なため、ジュニアや若林を凌駕しないと厳しい。そして、斉藤は独特なリズムが魅力的だが、やはりこのメンバーでは見劣りする。
バカリズムが優勝すれば4度目の優勝で最多記録を更新。秋山が優勝すればバカリズムに並ぶ3度目のチャンピオンになる。はたまた、新チャンピオンが誕生するのか? 大注目だ!