今年9月、中野区で酒気帯びの状態で車を運転し、横断歩道を渡っていた女性を赤信号無視ではね、近くを歩いていた男性とともに怪我をさせ、そのまま逃走した吉澤被告。前日には自宅で缶チューハイや焼酎のソーダ割りを飲んでいたことを供述しており、事故直後には基準値の4倍近いアルコールが検出されていた。また、29日の初公判で出廷した吉澤被告の夫は、現在の飲酒量について「急激に減っています」と回答。これにより、いまだ吉澤被告が禁酒に至っていないことが明らかになった。
この判決について、ネットからは「かなり悪質だから実刑にして酒を断つべきだった」「被害者が軽傷だったのはかなり幸運なだけ。判決をきちんと受け止めてほしい」といった厳しい声が殺到。吉澤被告の所属していたハロー!プロジェクトのファンからも、「復帰は考えないでほしい」「20周年の年にハロプロから前科者が出るなんて思わなかった」などといった落胆の声などが聞かれている。
「実は2018年はハロー!プロジェクトの誕生から20周年というアニバーサリーイヤー。そのため、ハロプロ合同イベントや、OGも含めたイベントも多々行われていました。しかし、今回の事件で、20周年を記念して行われたOGも参加のハロー!プロジェクトコンサートのDVDがお蔵入りになる可能性も浮上。結局、吉澤被告の出演部分をカットする形での発売が決定しましたが、ファンが興ざめしてしまったのは間違いありません」(芸能ライター)
また、ファンからは「これで5年は紅白がなくなった…」「どうせまた現役メンバーも含んだイメージも悪くなるんだろうな」といった声も聞かれている。
「実は今年の『NHK紅白歌合戦』は平成ラストということもあり、『モーニング娘。'18が内々定しているのでは』といった噂が早い段階から囁かれていたのですが、吉澤被告の事件によって一気にイメージダウン。ファンの多くも落選は覚悟していたことでした。しかし、今回の『執行猶予5年』という厳しい判決と、まだ禁酒していないという吉澤被告の態度から、『執行猶予明けまで紅白はないのでは?』という憶測もファンの間で蔓延。現役ファンにとっても無関係な出来事ではなかったようです」(同)
さまざまな波紋を呼んだこの事件。吉澤被告の反省を切に願う――。