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“追跡アプリ”の再登場で賛否両論

 10月にサービスを開始したスマートフォン用恋愛支援アプリ『カレピコ』が騒動を呼んでいる。
 これは、昨年同じように物議をかもした『カレログ』の後継アプリだ。
 「『カレログ』は、パートナーの位置情報を共有出来るアプリです。たとえば恋人の端末にインストールすると、GPS機能によって今どこにいるかを強制的に発信させ、パソコンで端末を持ち歩く恋人の位置情報を追跡出来るようになる。おまけに、通話記録やバッテリー残量なども把握することが可能で、世の男たちを戦々恐々とさせたのです」(IT記者)

 自分の身に置き換えれば、なんとも恐ろしいアプリではある。だが、この程度で騒がれることなのか。
 「大問題ですよ。サービスを使用するには、基本的に追跡される側の端末の保持者がアプリのインストールに同意することが前提。しかし、インストールから設定まですべて端末上で可能なため、気付かぬ間にアプリを入れられ監視される可能性がありますからね」(同)

 結局、リリース当日に抗議が殺到して提供会社は通話記録閲覧を打ち切り、今年10月には同サービスを終了した。
 そして今回、再び名前を変えた『カレピコ』がリリースされたわけだが、いくつか新機能が追加されたものの、依然として男たちを脅かす“問題”は存在したまま。やはり前回と同様、ネット上で賛否両論が巻き起こっているのだ。
 「勝手にアプリをインストールされることへの防止方法はありません。一応待ち受け画面には、アプリが動作していることが表示されますが、知識がない人からすれば、見逃すことも十分考えられます」(同)

 提供会社の公式ホームページには、「了解を得ないでインストールすると、不正指令電磁的記録共有罪等が適用される」とあるが、後ろめたい行いをしている者にとっては、何とも心細い注意書きだろう。
 火遊び好きな読者諸兄は、スマホを肌身離さず持っておくか、アプリの存在ぐらいは頭に入れておきたいところだ。

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