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「M-1のレベルが落ちた」タカアンドトシが理由を指摘? 13年ぶり全国ツアー開催、“生涯漫才師”宣言!

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タカアンドトシ・タカ、トシ

 13年ぶりの全国ツアー『タカアンドトシ日本全国漫才行脚〜 この漫才が目に入らぬか!?』を開催するタカアンドトシが16日、都内で取材会を開き、同ツアーにかける意気込みなどを語った。

 タカは「結成から25年。気付けば25年ですよ。このタイミングで何かやっとこうかっていう話になって漫才をやろうって。漫才をやっていきたいって」とツアーを立ち上げた経緯を説明する。7月26日に福岡で幕を開ける同ツアーで、2人は石川(8月18日)、北海道(8月23日)、香川(8月28日)、広島(8月29日)、宮城(9月1日)、熊本(9月6日)、愛知(9月11日)、新潟(9月12日)を周る。開催地に東京は含まれない。

 「吉本でも地方へ営業に行くことが多いんですけど、いつも8組くらいで出るんです。それを今回は1組でやりたいなって」とタカ。各会場でそれぞれのご当地漫才を披露するプランもあるといい、トシも「そもそも鈴木おさむさんがやらないかと話をくださって始まったんですけど、東京はやらないで地方でやるのはおもしろいんじゃないかと思いました」と本ツアーの企画に期待を寄せる。

 前説はとにかく明るい安村が務める。タカは安村の起用の理由を問われると、「とにかく暇な安村なんで」とジョークを交えて説明。「あいつもいろいろあったから元気ないんで。田舎のほう行って、田舎の自然な空気に触れ合ってもらって元気になってもらえたらと思って」と冷やかす一方、一度ブレイクして世間を沸かせた安村の知名度を買っての起用だったとも紹介。「安村ならみんな知っているんで」とにっこり。

 漫才では新ネタを披露する。2人の漫才と言えば、「欧米か!」のフレーズを思い浮かべる人が多いだろうが、その「欧米か!に続くフレーズは生まれるか」と問われると、タカは「欧米か!は偶然できたフレーズなんです。狙って作れるものではない。第2弾が出来たらそりゃ嬉しいんですけど……」とそこにはこだわっていない様子。トシも「欧米か!をやってテレビにたくさん出れるようになったんですけど、その次はなんだって言われて迷った時期があったんです。それに縛られて漫才できなくなるより、その時、その時で面白いものを(肩の力を抜いて)やろうって思うようになった」と話した。

 2人のコンビ仲についても「解散危機はないです。けんかもない」と円満を強調。トシは「多少の言い合いにはなっても解散に飛躍することはない。逆にどうやったら飛躍するんだろうって」とこれに同調。漫才の世界に新星が次々に現れていることにも、トシは「若手はみんなおもしろいです。霜降り明星はもちろん、和牛もジャルジャルも。僕らが賞レースに出ていたころと比べるとレベルも上がっている」とその存在を認める。一方、タカはこれに反論。「いやいや、我々の時のほうがレベル高いですよ。M-1といえば笑い飯。あのダブルボケの衝撃は今のM-1にはないです。レベルが落ちた理由は(出場資格を結成)15年目までに延ばしたからです。我々の時は10年ですよ」と持論を展開。

 今後の目標については、「今後も、ずっと漫才を続けていられるように頑張りたい。テレビが昔ほど強くなくなったし、これからの時代はどんな風になって行くのかはわからない。でも、最終的にテレビ出れなくなっても漫才がちゃんとできれば飯は食えます。漫才に力を入れていきたい」とタカ。トシも「僕らは漫才で出てきたという意識がありますから。面白い漫才を常に作れるような2人で今後もあり続けたいです」と話していた。

(取材・文:名鹿祥史)

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