たけしは番組冒頭、同曲の安住紳一郎アナから猛暑の話題を振られると、「朝から、ワケのわかんないヤツがいっぱいいて、マンションから一歩も出られなくて。外の暑さなんか、分かりゃしない」といきなりヒートアップ。
さらに、「週刊誌見たら、『たけし、カミさんに100億払って離婚だ』なんて。100億あったらそんなことしてるワケないじゃねーか。冗談じゃないよ。どうなってんだ。え? ふざけやがって、どいつもこいつも。オレを何だと思ってんだ!」と、自身のギャグ「冗談じゃないよ」をまじえつつまくし立てた。
番組エンディングでは、たけしが神妙な表情をしていたところ、安住アナが「嫌なこと、思い出しました?」、「今日はどちらに帰るんですか? ウチ泊まりましょう、ウチ!」とブラックジョークを繰り出し笑いを誘った。
「大方の関係者の予想では、謝罪するかまったくその話題に触れないかと思われていたが、開き直ってネタにしてしまった。各スポーツ紙や民放キー局は記事を後追いしたくても、今後、北野武監督としての新作映画などがあるので、取材に呼ばれないと困ることなどから後追いできない。たけしはそんな状況をしっかり把握している。件の愛人とは別れる気はないだろうが、たけしの態度に対して、『文春』がさらに“追撃”する可能性もありそう」(芸能記者)
「恋は盲目」という言葉があるが、今のたけしにはピッタリな言葉のようだ。