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若松孝二監督の通夜に高岡蒼佑ら800人、内田裕也「悔しい」

 23日、映画監督の若松孝二さんの通夜が東京・港区の青山葬儀所で執り行われた。若松監督は今月12日に交通事故に遭い、17日に76歳で亡くなった。歌手の内田裕也、俳優の奥田瑛二、佐野史郎、井浦新、高岡蒼佑、山本晋也監督らおよそ800人が弔問に訪れた。

 内田は「突然の死で」と語り始め、「すばらしい仕事ができる時代になってきたので、本当に悔しいです」と口にした。よくケンカもしたというが、「こんなに早く死んで、バカヤローと思っています」と悔しさをにじませた。

 遺作となった来春公開映画「千年の愉楽」に出演の高岡蒼佑は「ずっと親身に考えてくれていた」と若松監督を偲んだ。言葉をかみ締めながら、「今は大変かもしれないけど、スタンバイしておけ」と声を掛けられた思い出などを語り、「いつも会うとほめてくれていたので、またほめてもらえるようにがんばっていきたい」と涙をかみ締めた。(竹内みちまろ)

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