内田は「突然の死で」と語り始め、「すばらしい仕事ができる時代になってきたので、本当に悔しいです」と口にした。よくケンカもしたというが、「こんなに早く死んで、バカヤローと思っています」と悔しさをにじませた。
遺作となった来春公開映画「千年の愉楽」に出演の高岡蒼佑は「ずっと親身に考えてくれていた」と若松監督を偲んだ。言葉をかみ締めながら、「今は大変かもしれないけど、スタンバイしておけ」と声を掛けられた思い出などを語り、「いつも会うとほめてくれていたので、またほめてもらえるようにがんばっていきたい」と涙をかみ締めた。(竹内みちまろ)