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宮崎知子〜富山・長野連続誘拐殺人事件

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提供:週刊実話

 1980年2月、富山県で18歳の女子高校生が行方不明となり、家族に不審な電話がかかってきた後に絞殺体となって発見された。

 続いて3月、今度は長野県で20歳の信金職員の女性が誘拐され、身代金が要求された後にやはり他殺体で発見された。手口が似ていることから、警察は同一犯による連続誘拐・殺人事件として「広域重要111号」に指定し、捜査を開始。3月30日、宮崎知子(当時34歳)と内縁関係にある男性(28歳)を逮捕した。

 男性は、いったんは犯行を認めたものの、その後、一貫して無罪を主張。これに対して知子は供述を二転三転させ、挙げ句に「殺していない」「(男性に)頼まれただけ」などと、自らの関与を否定する発言を繰り返した。

 だが、裁判では声紋をはじめ、その他の証拠や目撃証言などから、知子の嘘の供述が次々に暴かれた。

 そして1988年、富山地裁は知子に死刑、男性に無罪を言い渡した。事件は知子の単独犯行であり、男性は利用されただけであった。

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