矢部の相方・入江慎也が、振り込め詐欺グループの“闇営業”を仲介したとして、先月4日に吉本興業との契約を解消されていたが、その後、矢部は初の公の場となった。
各紙によると、報道陣の取材に応じた矢部は、「お騒がせして申し訳ないです」と謝罪。「(詐欺の)被害に遭われた方もいらっしゃいますし。お笑いというものを純粋に楽しめなくなった方もいらっしゃるんじゃないかな、というのは申し訳ないなと思うんです」と消え入りそうな声で話したという。
入江は契約を解消されたが、矢部は自身のツイッターで、コンビ名の「カラテカ」については存続を宣言。改めてカラテカの存続についての質問が飛ぶと、矢部は「それ(ツイッターに書いたこと)が全てです」とだけ答えたというのだ。
「矢部はかなり憔悴していたようで、舞台に立ち続けられるような状態ではなかったようだ。相方を失い、今後、本業のお笑いのライブ活動で笑いを取るのは難しいのでは」(ワイドショー関係者)
矢部といえば、16年から「小説新潮」(新潮社)に矢部と矢部が住む家の大家との日常を描いた漫画「大家さんと僕」を連載。17年10月に発売された単行本は21万部を突破し、18年4月には本職以外の漫画家としては初めて「第22回手塚治虫文化賞短編賞」を受賞した。
「漫画家としての活動以外にも、気象予報士の資格を持っていたり、テレビの企画などで韓国語・中国語・モンゴル語など5か国語を修得。さらには、クイズ番組で雑学王を獲得するなどかなり多才。今後の仕事はお笑い以外が中心になりそう」(芸能記者)
アタマが強力な“武器”になっているだけに、文化人への転身もありそうだ。