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ミニストップでエロ本販売禁止!その理由とは…

 1月23日に放送された『ワールドビジネスサテライト』(テレビ東京系)では、今月から全国約2200店舗すべてで、成人向け雑誌の販売を中止したミニストップを特集。都道府県の条例で有害図書に指定され、18歳未満への販売や閲覧が禁止された雑誌が対象になったらしい。

 番組では、ミニストップ千葉星久喜店のオーナーの植草博幸氏にインタビュー。植草氏は「小学校が近くにあるので、小学生が見るには不適切じゃないですか。でも、小学生が見ていることとかあったので、ちょっとなっていうのは感じてました」と以前から店内で子どもが成人向け雑誌に興味を示している姿を何度も目撃しており、違和感を覚えていたようだ。

 成人向け雑誌の販売をやめた結果、売り上げに影響が出たのか聞いたところ、「目に見えて(売り上げが)下がった感じは受けていないです。打撃がなかった分ホッと一息しています」と特に影響は出ていないと語った。

 成人向け雑誌の販売を取りやめたことに賛同する意見も多くあるが、一方で、「ネットで買うと手に取って見れない」「雑誌と一緒に飲み物を買っていたのに」など、反対意見もミニストップに寄せられているらしい。

 これについて、ミニストップの執行役員・中山博之氏は「コンビニエンスストアの競争が激化する中で、お客様が店内を利用する時に、非常にストレスを感じたり、気持ち悪いなということがあるなら、無くしていくという流れの中で、今回取り組みをスタートしました」と説明した。

 また、海外の小売店で成人向け雑誌を販売しているケースは非常にまれである。そのため、「訪日客が増える東京オリンピックの前に対応が必要」との声が少なくなかったことも、今回の取り組みを実施した背景にはあるようだ。

 ただ、成人向け雑誌の販売所を規制している国は、性教育をキチンと行っていることが多い。性教育がキチンと行われていない日本で、性的なものを規制するのは、根本的な部分がズレているように感じてしまう。

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