『カウボーイ&エイリアン』は、アメリカ西部の町を襲う未知の敵に記憶喪失の男が立ち向かうSFアクション大作で、10月22日から全国公開。ARとは、コンピューターを用いて現実にはそこに存在しない動画情報などをスマートフォンディスプレイ上に表示する技術。ARを利用すると、例えば、アプリをダウンロードしたスマートフォンをARマーカーの付いた映画『カウボーイ&エイリアン』のチラシに当てると、照英が浮かび上がり、照英がしゃべったり、泣いたりする動画情報らが表示されるという。
この日は、“日本一熱い心を持った男”として、同作の宣伝ナビゲーターに就任した照英が、AR視聴者を『カウボーイ&エイリアン』の世界へナビゲートする動画の収録を公開した。
収録を終えた照英は、今回の“宣伝大使”就任について、「大役を頂いたと言いますか、…ITの時代ですから、どこまでARみたいなものが進歩していくのか、(今回の大役はその)序章ですよね。スタートを皆さんに感じていただけたらうれしいなと思います」と興奮気味に語った。AR技術を用いた拡張現実映像はまだ一般にはなじみがなく、映画のプロモーションに利用されるのは『カウボーイ&エイリアン』が初めてというが、ARとは何かを、照英流に一言でいうと、「オレが浮き出てくる」。口で説明するよりも、とにかく実際に見てほしいとアピールした。
また、映画のほうは、「熱さもあり、情熱と、涙と、あとは、男らしさみたいな部分も、自分が生きてきて今も追及しているのですけど、…映画を見たら、ダニエル・クレイグさんの男らしさが強い。もちろんハリソン・フォードさんもですけど、それを見習って、オレも一歩、一歩、上に登って行かなければと思います」と語った。
しかし、技術は技術として、それとは別に、「人間の自分らしさや、軸がなければ、表現の方法がないですよね」という言葉も。「第一はキャラクター。照英らしさを大切にしていかなければ」「いい作品に巡り合ったら、全身全霊で立ち向かっていきたい」とも。そして、その姿が人々に伝われば「こんなにうれしいことはないです。涙です。それこそ男泣きですよ。ナイアガラの涙が流れるのも間近だと思います」と、熱く語った。(竹内みちまろ)