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美浦黄門・橋本記者がサイレントプライド陣営を直撃

 「第25回マイルCS」は、昨年のダイワメジャー級の傑出馬は不在で、予断を許さない。そこで、美浦黄門こと本紙・橋本千春記者が白羽の矢を立てたのは、目下、重賞2連勝中と本格化著しい“東の秘密兵器”サイレントプライド。意欲を燃やす佐藤助手を直撃インタビューした。

 −−最終追い切り(坂路)は後藤騎手が騎乗して、2本目に800メートル49秒8の好タイムをマークしました。後藤騎手から、どんな報告を受けましたか?
 佐藤助手「『以前に乗った(昨秋の5回中山ディセンバーS1着)の時より息遣いが良くなって、力をつけている』と、驚いた様子でしたよ。1本目に15-15をやっているので、息が乱れると思ったけどケロッとしていた(笑)」

 −−休養を挟んで目下、ダービー卿CT→富士Sと重賞2連勝中。以前と比較してどこが変わりましたか?
 佐藤助手「一番は体質が強化されて、ひ弱さが解消したことですね。2番目はレースに行って勝負強さを増し、終い確実に脚を使えるようになったこと。もともと、能力はマツリダゴッホとそん色ないと期待していた馬。距離適性は違うけど、ようやく完成の域に達し、GIに手が届くところまできました」

 −−この馬の勝ちパターンは?
 佐藤助手「好位2、3番手がベストポジション。今回は速い馬が2頭(コンゴウリキシオー、マイネルレーニア)いるから、3番手につける理想的な展開になりそうですね」

 −−現時点で課題は?
 佐藤助手「競馬が上手な馬だし、不安材料はないですね。強いて挙げれば、ヒロキ(後藤騎手)があわてず、気負わず自然体で乗ることかな(笑)」

 −−最後に意気込みをお願いします。
 佐藤助手「チャレンジャー(GI初挑戦)で、おこがましいことはいえないけど、自分の型に持ち込めればチャンスはあると信じています。結果を出して、香港マイルに挑戦したい。応援してください」

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