デビュー戦は芝1400メートル1分23秒9と勝ちタイムこそ平凡だったが、直線で4頭が横一線になる叩き合いから、ゴール前でグイッと抜け出した勝負根性は2歳馬離れしていた。
中間の調整も順調そのもの。1週前の追い切りではWコースで6F83秒2、ラスト1F13秒6(一杯)をマーク。古馬1000万のデュヌラルテに1馬身遅れと、しぶとく食らいついてきた。
「使ってすべての面で良くなっているね。先週の動きを見れば仕上がりも、もう1段階上がってきている」と堀調教師。「能力は高い馬なので、期待しています」と気合が入っていた。
【最終追いVTR】Wコースで併せ馬。5F68秒9、上がり3F36秒3→13秒3(強め)で、デュヌラルテ(古馬1000万)に1馬身先着した。先行したとはいえ、直線は一杯に追われる相手を尻目に、楽な手応えで伸びた。動きは一段とパワーアップしている。