ダイヤモンドのような輝きをもった20代の女性に限定して行われた本コンテスト。応募総数4万18通の中からグランプリを獲得した是永は大分県出身の21歳。壇上に上がると、「このグランプリという言葉がずっとずっと欲しかった。第1回の受賞という重みをしっかりと受け止めてこれから活動していきたいです」と嬉しそうな表情。
グランプリ受賞についてはオスカープロモーションの社長から直々に報告を受けたといい、「普通の会話の流れで突然言われたので『え?』って。最初に聞いた時は全く何もわからなかったです。頭がついていかなかった」と照れ笑い。受賞の実感が徐々にわいてからは「家族の顔や(趣味の)空手を教えてくれていた恩師の顔を思い出して感謝の気持ちでいっぱいになりました」と振り返った。
グランプリ賞金は200万円だが、「まずは大学に行かせてくれた両親に学費を返したい。あと、世界を股に活躍できるようになりたいので大きなキャリーバックも買います」と是永。オスカープロモーションは所属後、5年間は恋愛禁止という業界でも有名な“オスカールール”と呼ばれるものがあるが、「この業界に入ったからには仕事しか見ていないです。5年間、男性も女性として見るようにします」と気を引き締めていた。
壇上にはプレゼンターとして同じオスカープロモーションの武井咲、剛力彩芽、河北麻友子らも登壇。河北が「とにかくおめでとうございます」と受賞者の5人をねぎらうと、剛力も「楽しんでお仕事してください」とコメント。武井も「本当に皆さん美しくて圧倒されました。今日の日を忘れずにこれからも頑張ってほしいです。わたしも十年前に受賞させていただいて、今の自分が想像できずに今日の今日まで来ました。わからないことが当たり前。皆さんの個性を生かして頑張ってほしい」とメッセージを送っていた。
(取材・文:名鹿祥史)