およそ15分間、角馬場で入念に体をほぐしてから、本馬場に移動。ホームストレッチを外ラチ、内ラチに沿って往復。初めての芝の感触を確かめると、最後にダービーのスタート地点で輪乗りをして引き揚げた。
このあと、藤原英調教師は4角から逆回りでコースを1周。黙々と馬場状態をチェックする姿が印象的だった。待ち受ける報道陣の前に引き上げてきた藤原英師は「馬は落ち着いているし、現時点で悔いの残らない最高の仕上げができた」と安堵の表情を浮かべた。
また、追加登録料200万円を払ったことについて、「仮に500万円、1000万円払っても夢をかけられる馬です。古馬になってダートから芝に挑戦するのは厳しいけど、若駒の今なら十分対応できる。能力はそん色ないし、内枠(2番)も有利」と期待に胸を膨らませていた。