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またひとり伝説的ロックスターが 消えた…南浩二さん脳出血で死去

 「みなみこうじ」という名前にピンと来る人は少ないかもしれないが、日本の名トロンボーン奏者で俳優・谷啓さん(享年78)が亡くなったのと同じ日に、日本の伝説のロックスターも突然、その生涯を閉じた。

 80年代、日本のロックバンドの草分け的存在である「ルースターズ」の前身バンド、「人間クラブ」のヴォーカルで、現「コンストリクターズ」の南浩二さん(写真左)が11日午前、脳出血のために死去した。享年49。南さんは10日、翌日に福岡市のライブハウスCBで行われる予定のライブのリハーサル中に倒れたという。

 11日のライブでバックを務めるはずだった、ベースの渡辺圭一氏(写真右=HEATWAVE)は自身のブログ(http://d.hatena.ne.jp/tamaken2009/)でこう振り返っている。

 「(11日は)サンハウスのドラマー坂田“鬼平”紳一氏の60歳祝還暦イベントLIVEでした。山善さん、花田さん、穴井さん、鶴川さん、梶浦さん等、多くの博多ROCKな先輩方々と競演させて頂きました。
 ホントは南浩二さんもいるはずだったけど、前日のリハ最中に体調が悪くなり、病院へ搬送されたが容態が悪化しそのまま亡くなってしまいました…。
 オレがICUに駆けつけた時にはすでに心拍計はゼロ…。地平線のような細長い線が表示されてるだけでした。あっという間すぎて、まるで実感がわかない。オレは南浩二セットで演る予定だったので、残念でならんかった。
 南浩二さんが歌う予定曲は柴山“菊”俊之さんが急遽東京から駆けつけ歌うことに。本番では柴山さんが南さん愛用のマイクとマイクスタンドで歌った。アンコールの最後では南に捧げると言って花田さんと一緒にスーツケース・ブルースを…。」(以上ブログより引用)

 伝説バンド「人間クラブ」は、「ルースターズ」の前身にあたり、大江慎也(g)と南浩二(vo)さんを中心に、池畑潤二(d)、花田裕之(g)、井上富雄(b)の5人により、北九州市で1979年1月に結成。1979年7月、「第6回 L-Motion Rock Festival」でグランプリを獲得。その後、南さんの脱退によりバンドは解散。残ったメンバーで「ルースターズ」が結成され、80年メジャーデビュー。幾多のロックンロールバンドに影響を与えたとされている。一方、南さんは、90年にソロ・アルバム「GLITTER」を発表後、表舞台には出なかったが、2001年10月、北九州博覧祭でで音楽活動を再開。04年、KOJI MINAMI AND CNSTRCTRS(コンストリクターズ)を結成。メンバー・チェンジを経て「THE CONSTRICTORS」としてライブ活動を行っていた。

 もう一度、南さんが歌う「サタデーナイト」や「どうしようのない恋の唄」を見たかった。

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