search
とじる
トップ > レジャー > 古賀正俊の当たり馬券直行便 二走ボケの原因

古賀正俊の当たり馬券直行便 二走ボケの原因

 先週、触れた【二走ボケ】について、もう少し書いてみます。
 近年、レースと次のレースの中間に短期放牧に出すケースが増えてきました。中間に放牧する目的は3つ考えられます。(1)馬の精神的なストレスを解消するため(馬体回復の意味もある)(2)厩舎の預託頭数が多いことにより、レース後に放牧へ出し、他の馬と入れかえるため(3)馬主の預託料を軽減するため、です。

 なぜ、このようなことを書くかというと、1走目の好走と2走目の凡走が中間の放牧先の馬場の大きさが関係してくるからです。800m以上の馬場があれば、強めから追い切りまでできますが、500m以下では追い切ることはできません。放牧先によって馬の調教量と仕上がり具合が違ってくるのです。
 長期休養明けの馬が、施設の整った牧場である程度の乗り込みを消化して、トレセンに入厩。追い切りを何本もやって、いい仕上がりでレースに出走し、勝ち負けの競馬をしたとします。次こそはと誰もが思うでしょう。ここで万全を期してリフレッシュのため、近郊の牧場へ短期放牧へ出します。しかし、馬場が小さくて、大した乗り込みもできずにトレセンへ帰厩。直前の追い切りでも動いているし、人気になりますが、結果は…。二走ボケのひとつのパターンです。
 次回は長期休養馬とササ針に関して書きます。

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ