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干されのカリスマ? 自己プロデュースの達人、SKE48・松村香織を徹底研究

 AKB48グループでは、“推され”“干され”などという言われ方が良くされる。“推され”とは、運営側がから猛プッシュを受け、各メディアで多く露出、もちろんその結果として多数の人気を得るメンバー。“干され”とはその逆を言う。最近の“推され”メンバーと言えば、エース候補の島崎遥香や川栄李奈の名前が挙がるが、その逆の徹底的に干されているメンバーとして名前が挙がるのがSKE48・研究生の松村香織だ。

 松村香織はSKE48の第3期生オーディションで同グループの研究生に。加入前はメイド喫茶で働いていたという異色の経歴を持ち、オーディションに合格するために10キロの減量もしている。ただ、SKE48の3期生は木崎ゆりあ、木下有希子、須田亜香里、小木曽汐莉、秦佐和子、矢方美紀など現在のSKE48を支えるゴールデン世代とも言われている中で、当初、彼女に注目が集まることは皆無。公演の舞台に立つまでにも、半年かかっており、この時点ですでに同期の小木曽汐莉、木下有希子はSKE48の選抜メンバーに選ばれているため、相当の出遅れだ。その後も、彼女の注目が集まることなく、後ろ向きなコメントを残すことも少なくなかった。

 そんな彼女が注目を集めたのがgoogle+で独自の動画配信を行うようになってから。これが注目を集め週刊誌の連載も決定する。そして、第4回総選挙では、34位と大躍進。地方グループの研究生として異例のランクインとなった。壇上で、「48グループ最年長研究生、SKE48最長研究生のかおたんこと松村香織です」との自己紹介には、大きな歓声が起こった。また、彼女の面白いところは、ネット上で自身の発言が歪曲されて、話題になったりすると、自らそのネタを持ちだして反論することもあり、これでさらにネット上では過熱することも。一部では、“炎上商法”と揶揄されることもある。ただ、そんなところも、彼女のキャラとしてあまり抵抗なく、むしろ興味を持つファンも少なくない。

 彼女が注目を浴びたことは、運営側の思惑ではなく、自ら話題を作り、売り出す自己プロデュースが大部分を占めている。HKT48の指原莉乃は、選挙でランクインすることができず、どうやって自分を売りだしていくべきかわからないメンバーに対して、松村の名前を具体的に挙げて、「その人にしかできない何かを作らなければいけない」と語っている。

 やがて、多くのメンバーはAKB48グループを卒業して、芸能界の荒波に一人で戦わなければいけないことになる。その時は運営の“推し”も“干し”もまったく関係がない世界に放り込まれることになる。そんな状況下でもっとも、力強いのは、運営が敷いたレールを何も考えずに走ってきたメンバーより、自己プロデュースで独自の人気を勝ち取った松村香織かもしれない。

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