◎レッドアリオン
星や星座の名を冠した特別競走は多いが、リゲルはオリオン座の一等星の名。星座といえばギリシャ神話を連想してしまうのだが、神話中の名馬アレイオーンという名を含んだ馬が出走しているので、単純にレッドアリオン◎。調べてみたら昨年のこのレースもハナ差の2着。臨戦過程こそ違うが、阪神のマイルは合うようなので無理に捻らずにこの馬から入りたい。
G1では結果が出なかったが、マイラーズC4着、富士S3着からこのメンバーでは力量的に最上位。ただ、折り合いを欠いたり、出遅れたりなかなか乗り難しい面があるのも事実。全幅の信頼は置きにくいものの、折り合って4角で外に出せれば終いの伸びは重賞級。やはり単の魅力はこの馬だ。
今年に入って安定した成績を残し、着実に力をつけている印象のエールブリーズが相手筆頭。折り合い面の成長が大きく、1600の前走でも全くかかることはなかった。この中間も順調にきており充実著しい。
以下、内有利の前走で終始外々を回らされたサクラアルディート、逃げ不在のメンバー構成で展開利のありそうなコスモソーンパークをおさえておきたい。
馬単 流し
(5)-(2)(4)(6)
3連単 フォーメーション
(5)-(2)(4)(6)-(2)(4)(6)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。