『アロハ・ソムリエ』は観月演じるビアソムリエの主人公が、浅田美代子演じる母親とハワイへ向かうというドラマで、ハワイで撮影された映像がふんだんに盛り込まれたという。
観月は本ドラマで主演が28年連続32度目となり、2010年に自身が認定された『連続テレビドラマで世界記録となる19年連続主演女優』のギネス記録をまたも塗り替えることとなった。
実に四半世紀以上も連続ドラマのオファーが続く、観月の人気ぶりには驚くばかりだが、今回の『アロハ・ソムリエ』の主演発表にはネット上でツッコミを浴びせるネットユーザーも少なくなかったという。
『アロハ・ソムリエ』は年末にかけて連続放送されるドラマで、わずか4話しかない。一般的に連続ドラマと言えば、3カ月程度、10話以上放送されるもの。今回、観月ありさが主演すると報じられると「記録保持のための主演では?」「わずか4回しか放送されないのに連続ドラマとは」「30分ものを4回分なので、実質2時間ドラマと変わらないのでは?」とやや厳しい指摘が見られる。
事実、観月が主演する連続ドラマは年ごとに注目度が下がっている。2017年の『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』(フジテレビ系)を最後に地上波プライムタイムでの主演はなし。2018年ごろからは他のドラマへのゲスト出演が多く、NHK BSプレミアムのドラマ『捜査会議はリビングで!』に主演したぐらいだ。
そして2019年、ついに連続ドラマのオファーが途絶えたかと思いきや、年末に連日放送されるドラマの主演をようやくゲットするとは「まさに崖っぷち」と言わざるを得ない。
「観月さんのギネス記録は、本人以上に事務所であるライジングプロがこだわっているようです。今のライジングには観月さん以外に主演できる女優さんがいませんからね。観月さんの露出が事務所を支えていると言っても過言ではありません。とはいっても観月さんも既に42歳。年上の沢口靖子さんや米倉涼子さんのように人気シリーズを持っているわけではないので、事務所の営業も厳しくなってきていると思います」(某週刊誌記者)
「もっとも観月さんも、結婚した2015年以降は他のドラマへのゲスト出演を増やしており、決して『主演以外NG』という女優さんではなくなった。彼女も限界がきていることは分かっていると思いますが……」(同)
ズルズルと晩成を汚すより、来年はいっそのこと「最後の主演連ドラ」を銘打った方がいいかもしれない……?