今後は、“アイドル”から“俳優”へシフトしなければいけないキムタクだが、決して彼の現在の演技力では安心とはいえない状況。ドラマの仕事も、今でこそ年に1回、主役の仕事が回ってくるが、それもいつまでも続く保証はない。そこでキムタク側が考えているのが、彼の演技力を伸ばすためにも、舞台に進出していくことだという。
「そもそもジャニーズ事務所は舞台に非常に力を入れている事務所。舞台で活躍ができないものは、評価も低い。キムタクも舞台でもそれなりにデキることを見せたいということもあるでしょう」(業界関係者)
そんな中、キムタクが何の舞台に出演するのか、業界では、人気漫画「聖闘士星矢」の舞台化ではないかと見られている。唐突な感じもするが、1991年に、SMAPとしてキムタクは「聖闘士星矢」の舞台に出演したことがある。
同舞台では、ペガサス星矢を中居正広、ドラゴン紫龍を草なぎ剛、キグナス氷河を森且行、アンドロメダ瞬を香取慎吾、フェニックス一輝を稲垣吾郎がそれぞれ担当。キムタクは唯一の悪役である海皇ポセイドンであった。同舞台は18日間で37万人を動員した。原点回帰の意味でも、改めて「聖闘士星矢」を舞台化させて自身が出演することにキムタクは意欲的だという。
映像作品だけでなく、舞台にも進出となれば、ファンも楽しみだろう。