さて、今年の子どもたちのお年玉事情はどうだったのか。そんな調査結果が発表されている(京都中央信用金庫調べ。調査期間1月4日〜1月6日。同信金の本支店に来店した子ども1163人が回答)。
1人当たりの平均金額は3万6556円で、昨年の3万6787円よりも231円減少していた。
ちなみに一番減ったのは「中学生」。今年の平均は4万1534円で、昨年より3652円減少。次いで「小学生」が3万3337円で昨年より1506円、「高校生」が5万1688円で昨年より474円と、それぞれ減少していた。唯一増えたのは「保育・幼稚園児」で、平均金額は2万8779円で、昨年より768円増加していた。
そのうち預金に回した金額は、1人当たり2万5961円で、昨年の2万6209円よりも248円減少した。「預金しない」という回答は14.7%で、昨年の13.0%よりも1.7%増加。
では子どもたちの預金額はどのくらいかというと、一人当たり平均は9万6289円で、昨年(10万6229円)より9940円減少。最も預金額が多いのは「保育・幼稚園児」で10万7529円。これは使い道にそんなに高価な物がなく、まだ物欲も少ない(?)だろうから当然の結果か。「貯金しなさい!」と言う親も多いだろうし、その影響もある気がする。以下「中学生」(9万5920円)、「高校生」(9万4554円)、「小学生」(8万8466円)と続いた。一方「預金をもっていない」という子どもは5.1%。昨年と比べ1.4%増えている。
京都中央信用金庫では「お年玉の減少傾向は、子どもたちの貯蓄意欲にも影響を与えているようだ」としている。子どもにとっては大事な収入源が減って痛い結果のようだが、それでも大人から見れば「こんなにもらえるのか!」とうらやましくなる。
やっぱり気になるのは、われわれ大人のお小遣い。アップする日は来るの?
(横浜六太 山口敏太郎事務所)
参照 山口敏太郎公式ブログ「妖怪王」
http://blog.goo.ne.jp/youkaiou