「その人は、高学歴で広告代理店で働くバリバリの社会人で、とても男らしいイメージの人でした。交際が始まって、彼の部屋で過ごしていた時のこと。その日は、お互いが休みで部屋で一緒にDVDを見ていたんです。その途中で、彼の電話が鳴りました。どうやら母親からだったみたいで、『出ていい?』と聞かれたので、私は『いいよ』と答えました。それでDVDを止め、彼と母親の会話が聞こえてきたのですが、『来月には帰るよ、ママ〜!』『ママは何買ってきてほしい?』と、自分の母親をママ呼ばわりしていたのを直接聞き、引いてしまいました。いい年をした男が『ママ』と言っているのは、どうしても慣れません」
しかし、別れるほどではないため、その時は我慢して交際は継続したという。ところが、許容できない出来事が起きてしまった。
「夜、ベッドの上で2人の時間を過ごしていたのですが、彼は私の胸を愛撫した際、『ママ〜、おいち〜』と言ったのです。これには虫酸が走りましたね。基本的に私は赤ちゃん言葉を話す男が大っ嫌いなので、100年の恋も冷めます。過去にも別の男に赤ちゃん言葉を使われたことがあるのですが、いつも気を張って仕事をしているからなのか、社会的地位が高い人に多い気がします」
以降、ベッドで2人になる度に男性の赤ちゃん言葉を思い出してしまい、別れを決めたという。
写真・ jasonlam