8日に山口がツイッターなどで告発したことにより、明らかになった今回の事件。10日には運営側からの説明がないまま、山口が公演中に謝罪したことにより、騒動はさらに炎上し、14日になって運営会社AKSが初めて会見を行ったものの、山口側と公式発表の見解が異なることもあり、ネットではいまだ混乱が続いている。
そんな中、15日になって新潟商工会議所がNGT48を起用した「新潟港開港150周年記念スペシャルムービー」の動画を非公開にしていることが判明。またローソンでも、NGT48とコラボした企画「NGT48×ローソン おいしいパンをつくり隊キャンペーン」について、ページは残っているものの、メンバーが出演している動画が非公開となっている。
そんな中、同日にNGT48を起用したCMを中止にしていた新潟の食品メーカー「一正蒲鉾」は中止発表直後に株価が上昇。ネットからは「日本国民の正義感って捨てたもんじゃない」「運営が思っているほど、世間は甘くないってことが証明された」「投資家たちも一正蒲鉾がまともな企業って判断したんだろうね」といった声が集まっている。
「ネット上ではNGT48を起用している企業などの一覧が作られており、NGT48の起用中止を企業側に求める動きも出ています。今後も“NGT降ろし”が加速していく可能性も否めないでしょう。NGT48関連のニュースは新聞などでも、今や『芸能』ではなく『社会』面で扱われており、歯切れの悪い運営にもますます批判が集まっている状態です」(芸能ライター)
一方、15日には元ももいろクローバーZの有安杏果からの芸能界復帰発表後に、ももクロ公式サイトが「仕事じゃないお知らせ」として、「これからのストーリーお互い頑張ろうね」とコメントを掲載。ネットからは、「NGTと比べてまさに神対応」「比べるものではないけど、天と地ほど対応が違う」といった声も寄せられていた。
一部では、事件に関与した男が山口ではなく、別のメンバーの「太客」だったとも報じられている。アイドル界のみならず、経済界や社会全体に広がった今回の騒動。果たして今後のNGT48の活動はどうなるのだろうか――。