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インタビュー 『サーキットの狼』 作者・池沢早人師(3)

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提供:週刊実話

 マンガと異なるのは、マンガはアシスタントを雇ったり描くスペースが必要だったりしますけど、小説はノートパソコン一つあれば、どこでも書けるのがいいですよね。出先のホテルで調子が出てきて、気が付いたら1日に原稿用紙30枚近く書いたときもありましたよ。頭を使うことは老化予防にもいいんですよ(笑)。今後、連載以外に描き下ろしの予定があるんですが、こちらは少しお色気の要素が入ってますので、実話の読者の方にも期待してもらいたいですね(笑)。
 気が付けば僕も62歳になっちゃいました。でも、毎日イキイキと生活していますよ。かわいいインストラクターのお姉ちゃんがいるから、ヨガスクールにも通ってますしね(笑)。仕事柄、レースクイーンやモデルの女の子たちと会うことが多いんだけど、20歳の女の子とも話題を共有できないと楽しくないじゃないですか。だから女の子が関心のあるネイルやヘアなどについても興味を持ってますし、女性誌は月に何十誌もチェックしてます(笑)。まぁ、こういうことは僕にとっては努力じゃないんですよね。むしろ楽しんでやってるから全然苦じゃないんです。
 昔から好きなことをそのまま仕事にしてきたので、何でもエンジョイすることを第一にしてるんです。以前、知り合いの財産家の人に「僕は好きなことしか仕事にして来なかった」って言ったら、ビックリされちゃいました。その人こそ、はた目から見れば悠々自適な生活を送ってるんですけど、そんな人ですら「楽しいことばかりの仕事なんかないのに、本当にそうやって生きてる人がいるなんて!」ってあきれられちゃって(笑)。
 もちろん仕事をする上で、嫌なことは山ほどありましたけど、性格的にあまり気にしないんでしょうね。悪いことがあったら次には必ず良いことがあると前向きに考えるようにしてるんです。元来、ポジティブシンキングなんでしょうね。
 一昨年の還暦のお祝いパーティーには、冗談で「俺が今まで付き合った女を全員呼ぶ!」って言ったら、みんなが信じちゃいましてね(笑)。もっとも仕事関係だけじゃなく、趣味の仲間にも大勢集まってもらったのは嬉しかったですね。
 女性関係も、さすがに最近は少し衰えたと感じますけど、まだまだ現役ですよ。車もそうだけど、色気と遊び心を失った男はダメ。スーパーカーみたいに群がられるくらいでなくちゃ(笑)。

池沢早人師
1950年8月27日、千葉県生まれ。旧ペンネームは池沢さとし。代表作『サーキットの狼』は、'70年代後半の“スーパーカーブーム”の火付け役となった。今年から小説にも挑戦し、「ベストカー」(講談社)誌上に『スーパーカー値千金』を連載中。

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