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清原ショック直撃! 金本阪神 投手・打撃ともに最低レベルの悲鳴(1)

 トラのキャンプは、アニキの“ダメ出し”で幕を開けた。就任当初とは対照的な冷酷さは、『チーム変革・第2章』の始まりと見るべきだろう。

 「まるでダメ。弓を引く感じが全くできていない」
 キャンプ2日目、プロ3年目の横田慎太郎に積極指導した金本知憲監督(47)がそう言い放った。横田に付きっ切りの1日だったと言っても過言ではなく、フリー打撃にとどまらず、全体練習後の居残りでも約1時間、身振り手振りを交えながら指導していた。

 アニキ金本のダメ出しは、その後に設けられた共同囲み会見で出たもの。それゆえ、かなりガッカリしたのではないか…。
 「秋季キャンプから今日まで、横田は期待の若手とされ、金本監督、掛布(雅之)二軍監督もTV出演するたびに彼の名前を出していました。本人もかなりヤル気になっており、オフもバットを振り込んでいました。初の一軍キャンプ帯同で張り切っていたのに」(トラ番記者)

 金本監督は「横田の今後に期待して…」と追加質問しようとした記者を遮り、「迷って当たり前。迷路に入って、パニックになって、それで生還したら自分のものになる」と言い放ったのだ。
 関係者によれば、指揮官は横田が一人前になるまでに3年以上掛かってもいいと見ているという。

 だが、また問題が発生。
 「藤浪晋太郎もエース剥奪の可能性が出てきました」(前出・同)
 金本監督はブルペン視察の感想を聞かれ、「藤川(球児)がいちばんよかった」と発言。さらに、メッセンジャーに対しては「開幕(投手)はメッセか、藤浪」と言わしめた。藤浪よりもメッセンジャーの名が先に出たということは、在籍期間球団最長タイの7年目を迎えたベテランの助っ人外国人に軍配が上がったのだろう。つまり、投打で期待する若手が、監督が求めるレベルまで上がっていなかったわけだ。

 先の関係者は「金本監督の要求が高すぎる」と前置きした上で、こう解説する。
 「藤浪はオフの右肩炎症の影響で少し調整が遅れただけで心配ありません。金本監督にとって秋季キャンプは雰囲気作りであり、最初からこの2月のキャンプで選手をふるいに掛けるつもりでいました。指揮官として、若手が一人前になるまで3年掛かるのか、5年掛かるのかを見極める場にしたいとも話していました」

 金本監督はその口ぶりから「3年ではなく、5年」と判断したようだ。
 「金本監督は世代交代、若手育成を掲げていますが、そのレベルまでいかなかったら、大型補強をやると内々に予告しています。その可能性も十分ある」(同)

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