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48歳医師、29歳患者に麻酔を打ち「わいせつ行為」 患者の夫への脅迫罪の過去も

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画像はイメージです

 愛知県蒲郡市の「がまごおり中央クリニック」の院長で48歳の岡本規博容疑者が、自家用車の中で患者の29歳女性に麻酔薬を打ち抵抗できないようにし、わいせつ行為をしたとして警察に逮捕された。

 岡本容疑者は昨年、別の事件で逮捕。好意を抱いた別の女性患者の夫に「ぶち殺すぞ、てめえ。お前らの会社ぶっ潰すなんて簡単なんだよ」と暴言を吐き、脅迫の罪で起訴されている。

 医師という立場を利用した卑劣な犯行にネット上では非難の声が集中している。

 「有罪判決を受けた医師は自動的に医師免許剥奪で頼む」「医者が薬物をこういうふうに使ったら無期懲役以上にしろよ」「信頼して体を預けた患者の恐怖がいかほどか想像できない貧困な道徳観の持ち主なのか」「ストーカーして嫌がられて出てきた旦那に逆ギレして、今度は麻酔注射してまで性犯罪?」「こういう事件聞くともっと女医を増やすべきだと思う」

 このように、辛辣な意見が寄せられる結果となった。中には「なんで車の中で注射なんかさせたんだよ」との声もある。続報が待たれるところだ。

 麻酔を使った医師がわいせつ行為をはたらく同様の犯罪は東京でも起こっている。

 2016年5月、足立区の病院に非常勤で勤務する外科医の男が病院で手術後の診察と称して、麻酔が残る30代女性患者の胸を触るなどわいせつな行為をした疑いで逮捕されている。

 同じく2016年には小学6年の女児の体を触ったとして、強制わいせつの疑いで、横浜市の歯科医師が逮捕されており、麻酔を使った犯行に限らず、医師による犯罪が増えていると言えるだろう。岡本容疑者は前述の通り蒲郡市内の男性に対する脅迫の疑いで昨年12月に逮捕、同罪で起訴され、名古屋地裁豊橋支部で公判中である。今月11日の初公判で、脅迫の罪について「違いはございません」と認めたが、準強制わいせつについては容疑を否認しているという。今後の裁判の展開に注目が集まるところだ。

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