「ブルーリボン賞は映画を見たり現場取材をしている記者が選ぶので、その人柄も選考対象。そのため、欲しがる役者は多いんです。ただし、主演の男優と女優は翌年司会を務めなければならないので、あまり話すことが苦手な役者にとってはなかなかの“ハードル”です」(映画業界関係者)
各スポーツ紙によると、阿部と新垣はステージに登場すると、互いの呼び方を確認。阿部が「台本に“ガッキー”ってあるんですけど“はじめまして”に近いのに、どう思います?」と戸惑っていると、新垣が「“ガッキー”でも“結衣”でもいいですよ」と笑顔。
すると、阿部は意を決したように低音の二枚目な声で「結衣!」、そして新垣は「サダヲ」と呼びかけたという。
今年、「終わった人」で主演男優賞を受賞した舘ひろしは、「止められるか、俺たちを」で主演女優賞を受賞した門脇麦と共に、来年、司会の大役を務めるとあって、試しに司会席へ。
台本に目を落としたが、阿部から「字が小さすぎて読めないですか?」と振られると、舘は「ハズキルーペを(笑)」と自身がCM出演している商品名を挙げ、会場は大爆笑に包まれたというのだ。
「さすがに、そのやりとりまでは台本になかったようで、阿部の天才的な“反射神経”はさすが。舘もご満悦だったようだ。まだオファーがないが、阿部がバラエティーのMCを務めればそれなりに盛り上がるはず」(イベントを取材した記者)
現在、NHKの大河ドラマ「いだてん」で主演を務める阿部だが、大河が終わった途端に忙しくなりそうだ。