報道をまとめると、良太郎被告は、黒のスーツにグレーのスリッパを履いて入廷。顔色は青白かったという。
被告人尋問で清水被告は、薬物に手を染めた理由について、「芸能界には、薬物を使うことで、作詞作曲がはかどるというウワサがあって、興味があった」。
清水被告は起訴事実を素直に認めつつ、自身の薬物依存については「ないと思う」と証言。しかし、検察側から「止められなかったんですよね?」と追及されると、「そういわれると、依存していたと思う」と言い改めたという。
公判では、今年5月、知人に覚せい剤の使用を誘われ使い始め、1か月に7回ほどガラスパイプをあぶって吸引する方式で使用したことが明らかになったという。
清水被告は10月10日ごろ、東京・豊島区内のホテルで加熱して気化させた覚せい剤を吸引。ホテルで一緒にいた風俗嬢の女性から「薬物を飲まされた」と警察に通報が入り、翌11日に逮捕。後日、起訴されていた。
また、今後、薬物を断ち切る方法を裁判官から聞かれると「検査キットなどがあるので、家族に持ってもらう」。裁判官から「病院に行って治療するなどは考えていない?」と問われても、「家族と考えます」と答えるにとどめたという。
「父の清水アキラは保釈させず、あえて突き放して初公判を迎えた。しかし、公判の印象からそれほど反省している様子はなく、薬物事犯への認識があまりにも甘すぎる。強制的にでも病院に入院させないと、再び薬物に手を染めてしまう可能性が高い」(芸能記者)
結局、父・アキラは清水被告を甘やかしてきたツケを支払うことになってしまったようだ。