サイコスリラー映画『トレスパス』でニコラス・ケイジと共演しているニコール。裕福な夫婦の自宅に何者かが侵入していることに気付くというこの映画の物語のせいで涙したらしい。
「ある晩、下の階に行って泣いていたの。そしたら夫が『どうして泣いてる?』って聞いてくれた時に、映画のせいで悲しくなっているっていうことに気付いたわ。カメラの前で撮影する暴力や虐待のシーンが、現場を離れてもなんとなく私の頭の中に残っていたのね」
この映画の監督ジョエル・シューマッハもまた、2011年公開予定のこの映画が、見る人に自宅に不審者が入ってくる恐怖を与えると信じている。
シュリーブポート・タイムスに監督は、「恐らく大抵の人が持っている恐怖だよ。真夜中に目が覚めたら、自分の家やアパートに誰かがいるんだから。それにそういう話をニュースで聞くけど、どうしてああいう人間はそのような夜に侵入するのか、どうしてその時間がいいと知っているんだろう、っていうのが重要ポイントなんだよ」