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【ドラマの見どころ!】家事はヨメの仕事! シンにいちゃんが好き! 早くも名言連発で目が離せない『渡る世間は鬼ばかり』

 今日の【ドラマの見どころ!】は国民的人気ドラマ、橋田壽賀子センセイ脚本の『渡る世間は鬼ばかり』第10シリーズ(TBS系)。誕生から20周年、岡倉大吉とその5人の娘たちの「家族の姿」を見てきたこのドラマもとうとう最終シリーズ。役者たちの健康問題や、ますますつじつまが合わない役柄の年齢設定など、いろいろな問題も抱えているけどやっぱり期待を裏切らない面白さ。本当は終わってほしくないんだけど…。

 5人の娘たちは父・岡倉大吉(宇津井健)の傘寿(さんじゅ80歳)のお祝いを無事に済ませ、それぞれの生活に戻る。長女の弥生(長山藍子)は家事を放り出して働く嫁の佐枝(馬渕英俚可)との関係がぎくしゃくしだし、次女・五月(泉ピン子)は長年一緒に暮らしてきた加津(宇野なおみ)が父の野々下(大和田獏)と家を出ると言い出し困惑。五女・長子(藤田朋子)は、今の暮らしに耐えられず実家の「おかくら」へ戻る計画を画策していた。

 神林(愛川欽也)と籍が入って無かったため、神林の息子に家を明け渡さなければならない悔しさや、勝手なヨメと対抗するために病み上がりの常子(京唄子)が奮起する。京唄子さんにはいつまでも頑張ってほしいわ。父の再婚相手の実家で暮らすという、複雑な環境で育った加津ちゃんは妙にオトナっぽく変わった女の子。しかし幸楽の息子である小島眞(えなりかずき)の影響で東大にまで入り、そしていつしか兄同然の“眞にいちゃん”を愛するように…。それを知った父が眞から引き離すべく娘を自立させたの。「シンにいちゃんがすき」と、加津が五月にそっと打ち明けるシーンで「加津が眞のヨメになる」という青写真にまんざらでもない表情の五月。将来、キミ(赤木春恵)が自分にしたみたいにイジメるつもりかしら。

 そして今クール大注目なのが、長女の弥生の野田家に入り込んだヨメの佐枝(馬渕英俚可)。野田家の長男・武志(岩渕健)の妻でありながら武志の子供じゃない息子良武(吉田理恩)を産み、武志の失踪後も野田家に同居。最初はしおらしかったんだけど、医療事務の資格を取って大病院で働きだしてから弥生の前でも大きな顔をするように。悪意が無いふりしてそれがもう嫌な感じなの。夕食つくらない代わりに子どもたちに外食させたり、いつしか金でものを言わすような母親業にシフト。海外に男と逃げた長女の息子の面倒まで見ている弥生さんは家事を押し付けられ、とうとうぶち切れてしまい。「自分も働く」と言い出す←いまここ。
 「佐枝さんは働いているのだから」と、ヨメの味方ばかりする夫の良(前田吟)や、ぜいたくに慣れ始めた孫たちに不満が溜まった弥生さんが、実家のおかくらで父大吉に吐いたセリフが「家にいるからってなんで(姑の)私ばっかりが家事をしなくちゃいけないの? 家事はヨメの仕事でしょ」出た〜、これぞ渡鬼の真骨頂! ここんとこ、イジワルな姑が出てこなかったのでいまいちパワーダウンしていたけど、とうとうこのドラマが本性を現したわ。結局、どんな時代になっても家事は「ヨメ」の仕事なのね。(チャッピー)

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