最初に出演したのが、面影ラッキーホールの「あたしだけにかけて」という曲のPV。聴いてみたらすごくオレ好みな曲だったんで、撮影にも気合を入れて振り付けまで考えて臨み、激しく踊っているバージョン、変な動きをしているバージョン…などと、いろんなパターンを撮影したんだけど、出来上がったものをみたらオレの顔のアップがノーカットで延々映って口パクしているというビデオになっていて「あれだけいろいろ撮ったのは何だったんだ!?」とずっこけちゃったよ。でもとっても格好いい曲なんで、動画共有サイトなどでオレが出演しているPVが見られるから機会があったら見てほしい。
この間撮影してきた大阪のバンド・ヴァンピリアのPVはすごく大がかりだった。メンバーがモンスターメークをしてライブをやっているバンドなので、オレも顔を白塗りにされて「バットマン」のジョーカーみたいなメークをして、体にも模様を描き込まれて出演したんだけど、なんとその状態で全身にペンキをぶっかけられるという…自分の出演部分しか知らないので、どういうビデオになるのか全然分からないのだけど、すごくアーティスティックで格好いいものになりそうで、完成が楽しみなのだ。
PVと言えば、シャネルズ時代にこんなものを撮ったことがある。
メンバーみんなが教会から列になって行進していくというものだったんだけど、ベースのヤツが変人で、右手右足を一緒に動かしちゃっていて、行進の途中からそいつにつられてみんな変な歩き方に…今だったら絶対にNGだけど、当時はPV出始めみたいな時期だったのでなぜかオッケーになってしまい、その変な行進がそのまま収録されてしまっているのだ。これは知らないで見たら不思議なビデオなんだろうな(笑)。