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交通機動隊の23歳巡査、167キロ爆走で書類送検 ありえない行動と軽い処分に怒りの声噴出

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画像はイメージです

 和歌山県警の交通機動隊に所属していた23歳の男性巡査が、和歌山市内の高速道路で法定速度87キロオーバーの時速167キロで走行し、道路交通法違反(速度超過)で書類送検されていたことが判明。交通安全を維持するべき立場の人間がとったありえない行動に怒りの声が相次いでいる。

 巡査は非番だった5月9日夜、大阪から和歌山に帰る際、自動車で阪和道を走行。その際、自動車で法定速度80キロのところを167キロのスピードを出す。速度違反自動取締装置に巡査の車が映っていたため、事態が発覚。5月24日に書類送検となった。

 和歌山県警は5月の事件発生時から、この問題を隠匿しており、6月25日になり事実を公表した上、この警察官を減給1か月(100分の1)の懲戒処分と別部署に異動させる措置を取ったと発表。ただし、具体的な異動先はわかっていない。未発表だった理由については、「勤務時間外の行為で、内規に従ったから」なのだという。

 交通安全を維持するべき立場で、普段他人を取り締まることも少なくない交通機動隊の巡査が、非番時に167キロで自動車を運転したことに、ネットユーザーは「許せない」「警察としてはもちろん人間としてあるまじき行為」「たるんでる」など、批判が殺到。

 また、和歌山県住民からは「懲戒で終わりは許せない。警察の立場で揉み消しを念頭に置いていたかもしれず、今後も警察の立場を利用して犯罪をするかもしれない。懲戒免職処分にするべき」「自分も速度超過で切符を切られたことがある。取り締まる側の警察官がやっているなら、俺らも守りたくない」「身内に甘すぎる。許せない対応だ」と怒りの声が噴出した。

 交通機動隊は交通安全を維持する組織であり、人を取り締まる立場である。その立場の人間が、実は非番の日に大きく速度超過をしていた行為は市民の信用を損なう行為であり、批判されても致し方ない。そして、その事実を隠匿し、減給1か月という軽い処分にしたことも、「身内に甘い」という印象を与えた。

 和歌山県警は今後、この巡査を警察官として雇っていくつもりなのだろうか?

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