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イモトアヤコのエベレスト登頂断念問題 再挑戦してほしい?

 お笑いタレントのイモトアヤコが日本テレビ「世界の果てまでイッテQ!」の企画で、世界最高峰のエベレスト登頂に挑戦していたが、同局の大久保好男社長が4月28日の定例会見で、今年については断念することを発表した。

 同18日に起きた雪崩で、シェルパ(ネパール人の登山ガイド)の死亡事故が発生し、シェルパらは今シーズンの登山中止を決定していた。

 イモトはこれまでに、同番組の企画「イッテQ登山部」で、キリマンジャロ、モンブラン、マッターホルンなどの登頂にチャレンジ。昨年10月には、世界8位の高さであるヒマラヤ山脈のマナスル(標高8163メートル)の登頂に成功している。イモトらは5月下旬に世界最高峰へ登頂すべく、5000メートル付近で準備を進めていた。

 ただ、あくまでも断念は今年のことで、来年については流動的だ。そこで、「Yahoo!ニュース」では、「イモトアヤコにエベレストへ再挑戦してほしい?」との意識調査を、4月28日〜5月8日に実施。13万1810票(男性=76.1%、女性=23.9%)の回答があった。

 その結果は、「再挑戦してほしい」が5万8598票(44.5%)で、「再挑戦してほしいとは思わない」の5万8127票(44.1%)を、わずかながら上回ったが、その票差はわずか471票で、ほぼ同数。「分からない/どちらとも言えない」は1万5085票(11.4%)だった。

 再挑戦に反対する意見のなかには、「登山家でも厳しいエベレスト登山を、お笑いタレントにさせる意図が理解できない」「登山家や冒険家でも難易度が高いエベレストに、芸人如きが登山するなんて言語道断だと思う」といった厳しいものが多かった。また、「イモトが挑戦したいのではなく、日テレに都合良く利用されているだけ」といった日テレ批判も多く寄せられている。

 アンケート結果を見れば、明らかなように、半分の人が再挑戦を希望しているが、このチャレンジは命懸けだ。視聴率を獲るための話題作りも理解できるが、事故が起きてからでは遅い。イモトは登山家ではないのだ。日テレには冷静な判断が望まれる。
(リアルライブ編集部)

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