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橋本千春の勝馬ピックアップ!(5/20)メイステークス、他

2回東京競馬9日目(5月20日・土曜日)予想・橋本 千春

☆東京11R「メイステークス」芝1800㍍
◎9アストラエンブレム
○11ナスノセイカン
▲10クラリティスカイ
△1タイセイサミット、5プロフェット、8ヒストリカル
 本格化著しいアストラエンブレムでもう一丁いける。その大阪城Sは真骨頂。「気性難が改善され、(初めての)1800㍍を克服した点で価値がある」と、陣営は評価する。着差はクビ差だったが、メンバー最速の上り(32秒8)で突き抜けた内容は着差以上に強かった。もともと、ポテンシャルは重賞レベルでそれは、3着以下3回(いずれも4着)が全て重賞なのを見れば一目瞭然だ。距離を克服したことで、チャンスは大きく広がった。ハンデ56.5㌔は許容範囲だし、<5113>と、まだ底が割れていない分、プラスアルファも大きい。

☆東京10R「是政特別」ダ2100㍍
◎7アバオアクー
○11ダンディーレイ
▲5ストライクイーグル
△6ピアシングステア、10ノワールギャルソン、13モンドアルジェンテ
 放牧を挟み心身ともリフレッシュされた実力馬の、アバオアクーのリベンジ。前走は8着と人気を裏切っているが、強行軍による目に見えない疲れが残っていたもの。悲観することはない。もともと、千万条件は勝っている格上の存在でもある。3か月間の休養を経て、本来のデキを取り戻したとなれば期待して大丈夫。

☆東京9R「カーネーションC」芝1800㍍
◎13イストワールファム
○9シンボリバーグ
▲7アドマイヤローザ
△2ヒストリア、4ニシノストーリー、8ムーンザムーン
 良馬場前提に、素質馬のイストワールファムをイチ押し。御存知、ベガ(桜花賞、オークス)、ハープスター(オークス2着)の近親に当たる良血で、自己条件なら大いに期待できる。前走の忘れな草賞は4着と人気を裏切っているが、「敗因は道悪馬場に尽きる」と、土屋助手は巻き返しに意欲満々だ。東京1800㍍で初勝利(0秒4差)を飾っているように、最高の舞台装置が整っている。

京都11R「平安S」ダ1900㍍
◎15グレンツェント
○9グレイトパール
▲16ケイティブレイブ
△4クリソライト、7アスカノロマン、11ロンドンタウン
 実力馬の、グレンツェントが起死回生の一発を決める。アンタレスSは9着に敗退、3連勝のチャンスを逸しているが、敗因は58㌔と、長距離輸送(初の阪神)が響いたもの。悲観することはない。その点、「58㌔は2度目だし、直線フラットの京都コース(みやこS2着)に替わるのはプラス材料」と、伊丹助手は手応えをつかんでいる。輸送時間が短くなるし、状態も確実に上昇中となれば本領発揮は間違いないだろう。

新潟11R「火打山特別」ダ1200㍍
◎3タガノヴィッター
○8カレンコマンドール
▲10ワキノハガクレ
△4ローゼンタール、6ブルームーン、11パッシングブリーズ
 1戦ごとに地力を増している、タガノヴィッターが狙い目。前走は5着と不発に終わっているが、2走前は2着と好走しメドは立っている。とりわけ、新潟1200㍍は500万条件を0秒8差で圧勝している最適の条件だ。ペースも速くなりそうで、おあつらえ向きの展開が見込めるだけに、差し脚を爆発させるシーンは十分ある。

※出走表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合して下さい。

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