PRIDE無敗男がギラついている。
4月に開催された「PRIDE34」でブライアン・ローアンユー(オランダ)から一本勝ちを収め、リング上からライト級GP制覇を誓った“跳関十段”青木。だが、一連のPRIDE騒動に伴いライト級GPが延期となり、スケジュールの兼ね合いから同大会への出場が決定した。
この日はメーンでペドロ・アキーラ(ブラジル)と対戦することが決まり「ライト級グランプリがなくなってもモチベーションは変わらない」ときっぱり。さらには「ここでまけるわけにはいかない。ファンにPRIDEの青木、ここにありってところをみせないと」と闘志をたぎらせ「できることならコブラツイストで決める」と堂々の勝利宣言だ。
同大会でライト級GPが流れたうっ憤を爆発させる腹積もりの青木。ただ、いまだPRIDEで4戦全勝の青木の野望はそれだけではない。「PRIDEのネガティブな情報が多い」と嘆く青木は「この先PRIDEが一番ってことを世界に示したい。