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“アンチ百田”に足を引っ張られるV6・岡田准一

 V6の岡田准一が主演した映画「海賊とよばれた男」が不調に終わりそうだ。この映画がヒットすればと期待していた関係者も多かったが、裏切る形になったようだ。

 作家の百田尚樹氏のベストセラー小説が原作で、メガホンを取ったのが山崎貴監督。

 ある映画会社関係者は「2013年に公開された大ヒット映画『永遠の0』と同じコンビでした。業界内の評判は抜群で、今年の正月を代表する映画になると言う人は多かった。『永遠の0』が最終的に90億円近い興行収入を上げたので、それに近い数字を出すのではと期待感はありました」と語る。

 岡田が演じる主人公の国岡鐡造は、出光興産創業者の出光佐三をモデルとしている。多くの人に知られている存在ではないが、むしろ期待も大きかったという。

 「NHKの朝ドラ『マッサン』ではニッカウヰスキーの創業者を取り上げたが、作品がヒットしたおかげでウイスキーの売り上げが上がったり、その人の歴史を扱う番組作りもできた。全体的に喜ぶ人が多かった。今回も出光佐三という人物があまり知られていないだけに、人物ものの特集を組もうと、準備をしていた制作会社もあったくらい」とテレビ局関係者は言う。

 ヒットならば、さまざまなところで「出光」の名前が使われる番組が出来てもおかしくなかったというのだが、肝心の映画の成績はというと、公開初週が4位。2週目も5位にとどまった。「ほとんど話題にもなっていないですからね。いろいろな番組企画もなかったことになってます。がっくりと肩を落としている人は少なくない」とは前出のテレビ局関係者。

 映画そのものは「岡田の演技はいい」という評価は出ているのだが、この結果は“百田嫌い”が影響したのではないかとささやかれている。

 同テレビ関係者は「百田さんが執筆した『殉愛』騒動はいまだに尾を引いているところがある。やしきたかじんさんの妻・さくらさんの話を書いた本ですが、さくらさん側の一方的な話として、やしきさんの関係者が激怒したり、ネットでも大炎上した。それ以外にも、ツイッターでの発言などアンチ百田が増えすぎていた。映画の出来がどうこうの前に『見たくない』と決め付けちゃった人が多かったですね」と分析する。

 多くの人にとって不運な作品だったとしか言いようがない。

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