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事務所からの解雇通達… しかし、タダでは転ばないエリカ様

 きょう28日にも所属事務所から解雇されるとみられる女優の沢尻エリカ(23)。解雇の理由については諸説が入り乱れているが、解雇されたとしても夫でハイパーメディアクリエイターの高城剛氏(45)が加勢して徹底抗戦する構えで、このまま両者の主張が平行線をたどると、泥沼の法廷闘争に持ち込まれそうだ。

 一部メディアで報じられて発覚した沢尻の解雇問題だが、解雇理由とされる「重大な契約違反」は挙げればキリがないという。
 「高城氏と結婚してから沢尻は全く事務所のコントロールが利かなくなってしまった。だから、仕事のスケジュールを入れられないでいるうちに、覚せい剤取締法違反で起訴された酒井法子被告が薬物使用を認めたのと同じ、奄美大島で行われた皆既日食の観賞イベントや音楽祭に参加し、沢尻夫妻にも疑惑の目が向けられた。さらに、同地滞在中に、原付き扱いのフル電動自転車に乗り、ナンバーが未登録のため、道交法違反の疑いで地元警察から事情聴取を受けるなど、どんどん女優としての価値を下げた」(週刊誌記者)
 それでも、事務所側は沢尻の仕事復帰の舞台として、木村拓哉が主演をつとめる映画「宇宙戦艦ヤマト」のヒロイン役を用意していたが、堪忍袋の緒が切れた事務所が契約解除を決め、出演を辞退。急きょ、沢尻の代役探しが行われたという。

 「もともと、キムタクが沢尻に難色を示していたので、ちょうど良かったのでは。ちなみに、代役はキムタクがお気に入りの綾瀬はるかに決まった」(映画関係者)との説もあるが、躍進中の女優・黒木メイサに決定したとの一部報道もある。さすがはお騒がせ娘・エリカ様だけあって、余波は大きい。
 当の本人は、契約解除報道が出たのに合わせてか、アーティスト名義・ERIKAのHPに「See you at the next stage(次のステージで会いましょう)」と意味深な書き込み。「次のステージ」が何を指すのか今後、注目を集めそうだ。
 また、事務所との交渉人として沢尻に弁護士を用意した高城氏は27日付けのブログで解雇理由として報じられている「警察からの事情聴取」に対し、「それが事実なら、警察に問い合わせれば、すぐにわかることだろう」などと反論、反撃ののろしを上げた。高城氏は「ある夫婦の事件が発覚し、一度も面識がない僕らは、いまやすっかり『親友』になっている」と、暗に高相・酒井被告夫婦との交際を否定。さらには「事件を創作するマスメディアの社会的責任や違法行為の加担は大きい」と、マスコミ批判も展開するなど、怒りの大きさをうかがわせた。
 「高城氏は2016年東京五輪への招致活動プロジェクトに携わっていて、10月2日に開催地が発表されるデンマークのコペンハーゲンに滞在している。しかし、それがひと段落すれば沢尻の解雇問題に本腰を入れ、事務所と徹底的に戦うようだ」(芸能プロダクション関係者)
 これまで、解雇をめぐる沢尻クラスの大物女優と事務所の裁判は例がないが、沢尻はかなり強気に出そうだ。
 「解雇の無効と、億単位の損害賠償を求めるだろう。裁判になれば、日本の芸能界で慣習となっている、あいまいな契約システムが暴かれることになり、沢尻の事務所にとってダメージは大きい」(同)
 いずれにせよ、沢尻は解雇されてそう易々と引き下がるようなタマではないようだ。

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