ノーラン監督は、クリスチャン・ベールがスーパーヒーローを再び演じる『ダークナイト・ライジズ』を最後に、シリーズを終了するとエンターテイメント・ウィークリーに話した。
「嬉しいと言わなければならないよ。スタジオからのプレッシャーや義務感だとか関係なく、自分の意思で乗り出すことについて凄く、とても嬉しいよ。『インセプション』では、みんなよくやってくれた。だから、またやる気を持って物語の仕上げに取り掛かれる」「『バットマン』作品をまた手がけることが嬉しい。『インセプション』の後で、座って新しいオリジナル作品を書き上げるのは、気が重かったけどね。僕は『バットマン』の世界観とルールの中で働くのが大好きだよ。自分が超興奮できる場所に行ける、っていうのは何かいいことだと思う」
またノーラン監督と、プロデューサーかつ伴侶でもあるエマ・トーマスは、インターネット上で飛び交う、前回の『ダークナイト』で撮影されたが使用されなかったヒース・レジャーの出演シーンを次回作に挿入するのではないかというウワサを一蹴した。
エマは、11月30日火曜日、『インセプション』の受賞会場で、「ウワサは聞いたわ。でも私たちはそんなことはしません」とコメントした。
脚本さえ完成させていない段階だが、ノーラン監督自身も、ヒースの2008年のパフォーマンスはそのままにしておこうと考えて、その件についてはクリアだという。
またクリストファー・ノーランは以前、出演するとみられていたリドラーが、本作に登場しないことを明かしていた。「リドラーは登場しない。これまでに登場したおなじみのキャラクターが多く起用されることになる。それに新しいのも出てくるよ」