昨年10月以来の実戦になりますが、中間は栗東で入念に乗り込まれてきました。1週前に併走馬を5馬身ぶっちぎったのに続き、直前も熱のこもった猛スパー。CWで一杯に追われ、6F82秒2、ラストも3F38秒1→12秒0でまとめ、初戦から万全の態勢を整えてきました。不安のあった左前球節もすっかり落ち着いているようです。
新潟の芝1400メートルは昨春の谷川岳Sで1分20秒2の好時計勝ち。この条件では、メンバーで一番速いタイムを持っています。さらに、休み明けを挟んで臨んだ同条件のNSTオープンが0秒1差の2着。新潟は2戦2連対と相性は抜群です。芝1400メートルは新潟以外でも、京王杯2歳Sでタイム差なしの2着するなどとにかくよく走ります。
3歳時にはNHKマイルC、ダービーにも出走していて、若いうちから高い能力を発揮してきました。重賞でも僅差の勝負を演じていますし、ローカルのオープン特別なら格は上位の存在といっていいでしょう。
週末の新潟はお天気が怪しそうですが、スピードとパワーを兼備したタイプで、稍重でも2着3回の実績がありますからね。休み明けはそれほど苦にしませんし、それが嫌われるようなら馬券的には、おいしい配当が待っていますよ。