矢田は直筆署名入りのファクスを所属事務所を通して送り、「この度、私、矢田亜希子と押尾学氏は離婚いたしました」と離婚を発表。「一部報道にもございましたように、彼の女性関係や価値観の違いから別居状態が続いておりました」とたびたび報じられた押尾容疑者の女性問題と別居を認め、「今回の事件を受け、周囲の方々や息子への影響を考え決意した次第です」と離婚に踏み切った理由を説明。「離婚したとはいえ、元夫・押尾学氏が大変お騒がせいたしまして、本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。
「当初、矢田は、『学はそんなことをするわけがない』と事件を受け入れられなかったが、同居する両親や事務所の社長が必死に説得。不倫関係にあったとされる、ホステスを全裸遺体のまま部屋に置き去りにした揚げ句、『心臓マッサージをして助けようとしたがダメだった』、『錠剤を女性に勧められて飲んだ』など、責任を逃れようと供述を二転三転させるのを聞き、ついに三くだり半を突きつけた。押尾容疑者の公判にも情状証人として出廷することはないだろう」(芸能プロ幹部)
今後、矢田は残された長男を育てながら仕事をすることになり、「押尾容疑者との交際でイメージダウン。離婚でイメージ回復を図りたいところ」(同)というが、そう甘くはないという。
「離婚はしても、押尾容疑者の公判が終わるまでは、まともな仕事は来ない。もともと、演技力があったわけではなかったから、無理をしてでも使いたいわけではない」(民放のドラマ制作関係者)
確かに、高校時代にデビューした矢田のキャリアを振り返ると、それなりにヒットしたドラマに出演してはいるものの、脇役が多く、唯一の主演ドラマといえる05年4月からTBS系で放送された「夢で逢いましょう」は皮肉なことに押尾容疑者と共演し交際のきっかけとなった。映画の方も出演作はあるものの、端役ばかりだ。
「事務所が大手の系列だったので、いいドラマにどんどんキャスティングされ名前を売った。ところが、演技力を磨く時間が全くなかった、若いうちはかわいさを押し出してやれたが、年齢を重ねても演技力に深みがないからキャスティングしづらい」(同)
そこで出てくるのが、起死回生を狙った大胆な濡れ場やヘアヌードという話。
「今さら清純派でもないから、可能性はあるでしょう。話題性を考えれば、やるなら早いほどいい」(芸能ライター)
ともかく、矢田が今後、一皮むけた女優に成長するのを期待したい。