楽天2位躍進でも観客動員数はワースト!

スポーツ 2010年01月04日 14時00分

 09年、パ・リーグの観客動員数に『意外な結果』が表れた。トップはソフトバンクの224万5969人だったが、リーグワーストは何処か…。2位躍進を果たした東北楽天ゴールデンイーグルスだった。総観客動員数は120万3169人。1試合平均1万6711人、1試合の最多観客数も2万901人で、これは同部門トップの日本ハムの半分以下の数値である。

 なぜ、楽天の観客動員数が突出して少ないかといえば、本拠地・クリネックススタジアム宮城の集客人数が2万2000人と小さいためだ。

 「検討課題として、できるだけ前向きに取り組んでいく」
 去る12月8日、プロ野球・実行委員会を開かれ、楽天・井上智治オーナー代行はそう釈明したが、「2万2000人くらいがちょうどいい」ともこぼしていた。

 そもそも楽天は、04年オフに新規参入する際、06年までに本拠地座席数を「2万8000席まで増設する」と約束しており、それが履行されていないために同委員会が問題視したのである。
 座席数を増設しなければ、どうなるか。楽天が日本シリーズに進出した場合、当該チーム、出場選手への分配金が減り、NPBも減収を免れなくなる。
 井上オーナー代行の「2万2000人くらいがちょうどいい」発言は、仙台市民の野球熱を疑うものではない。そう言わざるを得なかったのではないだろうか。5万人強の収容可能な本拠地を持つ球団は、阪神、巨人だけ。セ・リーグ1位の300万7074人の総観客動員数を集めた阪神でさえ、1試合の最多観客数は4万6893人。甲子園球場の最大収容人数は5万454人だから、3000人強の「空席」を出した計算になる。

 座席数を増やせば、その改修費用は球団の負担だ。球場維持費の出費も増える。座席数を増やさなければ、増収の可能性も否定することになるが、プロ野球が絶対的な人気を誇る時代ではなくなった。クリネックススタジアム宮城の座席数を詰るだけではなく、NPBはオールスター戦、交流戦、クライマックスシリーズなど、興行形態についても同時検討すべきではないだろうか。(スポーツライター・美山和也)

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