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プリンシパルS(オープン、東京芝2000メートル、9日) 本紙・橋本 アントニオバローズが中心

 優勝の最短距離に立つのは、重賞ウイナーのアントニオバローズ。

 シンザン記念はわずか2戦のキャリアでつかんだ栄冠であり、ポテンシャルは相当高い。着差はクビだが、不向きのマイル戦で勝ったところに非凡な能力を見てとれる。初勝利も素質だけで勝ったようなもの。しかも、1400メートルで0秒4突き放したのだからすごい。

 皐月賞9着は、弥生賞を取り消した影響があったことは明らかで、度外視していい。東京の2000メートルなら条件的に不足はないし、能力を余すところなく発揮できる。
 相手はセンス高いヤマニンウイスカー。

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