エイベックスへの移籍に伴い、所属事務所から「移籍第1弾シングルおよび移籍第1弾アルバムの合計出荷枚数が1万5000枚に達成しなかった場合、グループを解散」という通達を受けたバニラビーンズ。メンバー2人は作品のセールスを伸ばすべく、いつも以上に精力的なリリースイベントを行ってきた。そして2月20日に東京・渋谷マルイ8Fで行われたリリースイベントにて見事ノルマ15000枚を達成しバニラビーンズ解散の危機は回避された。
ミニライブのあとは、2人よりも高い大きなくす玉を用意され、2人がくす玉を割ると、中からは紙吹雪とともに「合計15000枚達成!! ありがとうございます! バニラビーンズ」と書かれた垂れ幕が。さらに垂れ幕を裏返すと、「応援、ありがとうございました!」「これからもさらに頑張ります」という2人からのメッセージが現れた。
レナは「濃い半年近くを皆さんと一緒に過ごせたなって思います。ノルマは本当に残酷なものでしたが、私たちが暗くなりそうなところを、皆さんに支えてもらって明るく楽しく乗り越えるイベントになったなと思います」と振り返り、リサは安堵の表情を浮かべつつも「実際、これを乗り越えてからが本当の試練の道だと思いますよ。リスタートを切るわけだから」と気を引き締めた。さらにレナは「いっぱい心配かけた分、これからはみんなに安心して毎日を過ごしてもらえるような活動をしていきたいと思います」と語った。バニビの活動継続が決定したことにより、開催が仮決定となっていた3月18日の東京・東京キネマ倶楽部公演「バニラビーンズ ワンマンライブvol.9 〜Say Goodbye?さよならなんて云えないよ(仮)〜」は、無事「(仮)」を取ったタイトルで正式に実施されることとなった。