さて、今週は「第7回勝島王冠(SIII)」が大井競馬場でおこなわれます。まだ7回と歴史の浅い重賞ですが、過去5年で3連単100万越えが2回と荒れています。今年も下剋上があるのか、それとも人気馬が貫録を見せるのか。大井の夜に熱い火花が散ります。
本命は完全復活を果たしたプレティオラス。昨年の当レースから9連敗をし、ピークは過ぎたかと思われましたが、前々走で鮮やかに復活。と、ここまでは東京ダービー以降6連敗をし、オーガスト賞、東京記念と連勝し臨んだ昨年の当レースまでの過程と一緒。何が違うかと言えば、鞍上の本橋孝騎手が完全に本馬を手の内に入れており、以前よりどっしりと構えて乗れるようになったこと。また、前走の東京記念で58kgを克服し、2着馬に0秒5差をつける完勝しており、完全本格化したと見ます。唯一の不安があるとすれば1度も連対したことがない1800m戦ですが、完全本格化した今ならこなしてくれるでしょう。
相手本線は、カキツバタロイヤル。前走3年5か月ぶりの勝利を挙げたレースは、決してスムーズな競馬ではなくての勝利。3コーナーでスムーズに加速できず、進路を取りなおすロスがあってのもの。それも外を回り差し切った内容は着差以上の強さ。それも状態が余程良いからでしょう。引き続き状態はよく、手の合う中野省騎手が引き続き騎乗となれば崩れることは考えづらいでしょう。
一発なら障害経験が活きてきそうなアーサーバローズ。
以下、ムサシキングオー、ファルコンクロウまで。
◎(5)プレティオラス
○(2)カキツバタロイヤル
▲(7)アーサーバローズ
△(4)ムサシキングオー
△(3)ファルコンクロウ
買い目
【馬単】6点
(5)→(2)(3)(4)(7)
(2)(7)→(5)
【3連単フォーメーション】9点
(5)→(2)(4)(7)→(2)(3)(4)(7)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。